不妊治療中にカフェインを摂取しても大丈夫? 妊活中のカフェイン摂取について

2023.03.16

妊娠中カフェインはあまりよくないといわれていることもあり、妊活中の方はカフェインを含む飲み物を摂取しても良いのか、控えたほうが良いのか、悩む方もいるでしょう。
そこでこの記事では、妊活中のカフェイン摂取について見ていきます。妊活中の方は、ぜひ参考にしてください。

カフェインとは

カフェインとは、コーヒーや紅茶などに含まれる天然成分のことです。カフェインはコーヒーやお茶だけではなく、エナジードリンクなどの清涼飲料水にも含まれていることがあります。さらに、カフェインは風邪薬や眠気防止薬、酔い止め薬等の市販の医薬品に含まれていることもあります。

このカフェインには、眠気や疲労感を抑制したり、血流を促したり、利尿作用があります。適量を摂取することで、集中力を高めることが可能です。
しかし、カフェインは摂りすぎると中毒になり動機やめまい、ふるえなどの症状が見られることがあります。過剰摂取することで、体に悪影響を及ぼすため、飲み過ぎには注意が必要です。また、カフェインの摂取を止めたことで不安になる場合は、依存症の可能性もあります。離脱症状が起こることがあるため、カフェインの大量摂取は避けるようにしましょう。

食品中に含まれるカフェインの量

では、食品にはどのくらいのカフェインが含まれているのでしょうか。食品中に含まれるカフェインの量をご紹介します。

食品名 カフェイン濃度
エナジードリンク・眠気覚まし用飲料 32~300mg/100ml
※製品によって異なる
コーヒー(浸出液) 60mg/100ml
インスタントコーヒー(粉末) 4.0g/100g
※2g使用した場合は1杯あたり80mg
煎茶(浸出液) 20mg/100ml
ほうじ茶(浸出液) 20mg/100ml
玄米茶(浸出液) 10mg/100ml
ウーロン茶(浸出液) 20mg/100ml
紅茶(浸出液) 30mg/100ml
抹茶(粉末) 3.2g/100g
(お湯70mlに粉末1.5gを溶かした場合、カフェインは48mg)

出典:カフェインの過剰摂取について
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/hazard_chem/caffeine.html

カフェインの適切な摂取量

日本では明確な基準はありませんが、海外ではカフェインについてさまざまな見解があります。食品安全委員会では、海外のリスク管理機関などの情報をまとめ、健康的な成人であれば1日に400mgのカフェイン摂取(コーヒーマグカップ3杯分)が悪影響のない量としています。

  1日あたりの悪影響のないカフェイン量 機関名
妊娠中 300mg/日 世界保健機関
200mg/日 オーストラリア保険・食品安全局
300mg/日 英国食品安全庁
子供 2.5mg/kg体重/日 カナダ保健省
子供(4~6歳) 45mg/日
子供(7~9歳) 62.5mg/日
子供(10~12歳) 85mg/日
健康な成人 400mg/日

不妊治療中にカフェインを含む飲み物を摂取しても大丈夫?

妊娠中でも、200~300mg以下(コーヒーマグカップ約2杯分)の摂取量であれば影響はないといわれています。では、体調に気を遣う不妊治療の最中でもカフェインを含む飲み物を摂取しても大丈夫なのでしょうか。

適量であれば、妊娠・出産にいたる確率が落ちることはないという報告があり、適量を摂取する分には問題ないといえるでしょう。もちろん、大量摂取は妊娠だけではなく、体への悪影響が考えられるため、避けるようにしましょう。
注意するのは過剰摂取であり、摂取自体が禁止されているわけではありません。カフェインを避けることがストレスになるなら無理をしないようにしましょう。

カフェインを控えたいときにおすすめの飲料

カフェインは、緑茶やウーロン茶など日常的に飲むものにも含まれています。少しでもカフェインの摂取を抑えたいときは、カフェインの含まれていないノンカフェインの飲み物を選ぶようにしましょう。

麦茶

麦茶はミネラルが豊富なので水分補給にぴったりのお茶です。ノンカフェインなので妊娠中はもちろん、小さなお子さまにおすすめの飲み物です。家族全員で飲むことができます。

白湯

白湯もカフェインが含まれておらず、体があたたまる飲み物です。温活にも最適。体が冷えやすいという方は、白湯がおすすめです。

ハーブティー

ハーブティーは、ノンカフェインで、リラックス効果もあります。
体も温まり、リラックス効果もあるハーブティーですが、レモングラスやローズマリー、シナモン、リコリス、マテ、ジャスミン、ハト麦など、一部の種類には子宮収縮作用あるため、妊娠中はNGのものもあります。注意しましょう。

ルイボスティー

南アフリカ原産のお茶で、紅茶のような味わいです。ただし、ポリフェノールが多く含まれているため妊娠中は飲み過ぎに注意が必要です。

カフェインレスコーヒー

カフェインの成分を排除したコーヒーもあります。コーヒーをよく飲む方は、カフェインレスコーヒーもおすすめです。

たんぽぽ茶

たんぽぽ茶は、たんぽぽの根から作られるお茶で、香ばしくコーヒーのような味わいがあります。カフェインレスなので、こちらもコーヒー好きの方におすすめの飲み物です。

妊活専用のノンカフェイン飲料もおすすめ

妊活中、カフェインを控えたいなら、妊活中向けノンカフェイン飲料もおすすめです。
makana coco tea original blend」は妊活中のことを第一に考え、ノンカフェイン・無添加・ノンシュガー・カロリーもゼロ。西洋タンポポやチコリ、黒生姜、グリーンルイボスティー、よもぎなど、16種類をブレンドしたお茶です。パートナーと一緒にリラックスしながら妊活に取り組めるよう作られています。
カフェイン飲料を控えたいけどお茶が飲みたい、リラックスしたいという方はぜひ飲んでみてください。妊娠中や産後でもお飲みいただけます。

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【嬉しいノンカフェイン】妊活専用ブレンド茶 makana coco tea

妊活中・妊娠中の栄養はサプリメントでも補おう

カフェイン入りの飲み物を控えるだけではなく、妊活中・妊娠中は栄養をしっかりと摂ることも大切です。バランスの良い食事を摂ることが一番ですが、疲れや忙しさからなかなか難しいこともあるでしょう。そこでおすすめなのが妊活・妊娠向けのサプリメントです。

妊活向けサプリメント「マカナ」

マカナは、日本産マカと葉酸や鉄分など、妊活中に必要な栄養素を含んだサプリメントです。マカは代謝の向上やリラックス効果などに期待ができ、妊活中の体作りをサポート。葉酸は、赤ちゃんの成長に必要な成分とされ、特に妊娠初期に不足すると神経管閉鎖障害になる可能性が高くなるといわれています。妊娠に気づかない時期から葉酸が必要となるため妊活中から摂取が必要です。妊娠を考えている方は食事以外からの葉酸摂取も必要だといわれていて、サプリメントの摂取が推奨されています。

マカナは、卵胞刺激ホルモンや黄体化ホルモンの働きを高めてくれたり精子を形成したりする亜鉛も含まれています。女性だけではなく、男性も飲めるのでパートナーと一緒に飲むことが可能です。

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【葉酸配合】オールインワン妊活サプリ makana(マカナ)

妊娠中におすすめのサプリメント「メルミー」

メルミーは、妊娠中に必要な葉酸や鉄分、ビタミンなどが含まれているサプリメントです。妊娠中、赤ちゃんに栄養を送り届けるため、血液が必要となります。お腹が大きくなるにつれて必要な血液も増えるため、造血作用のある葉酸や鉄分が欠かせません。これは授乳中にも必要な栄養素です。メルミーは、妊娠中・授乳中に必要な栄養素をバランス良く配合。無添加のサプリメントなので安心してお飲みいただけます。

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まとめ

今回は、妊活中のカフェイン摂取について解説しました。妊活中のカフェイン摂取は禁じられているわけではなく、適量であれば影響もほとんどないといわれています。ただし、飲み過ぎると中毒や依存症などの危険があり、注意が必要です。
日頃からついついコーヒーを飲み過ぎてしまうという方は、控えるよう意識したほうが良いかもしれません。カフェインが気になるという方は、カフェインレスコーヒーやブレンド茶などを選んでみてはいかがでしょうか。