妊活中に食べてはいけないものは何?男性が妊活中に気をつけたい食べ物
健康に大きく影響を与える食事。偏った栄養バランスの食事は、男性のコンディションの低下につながる恐れがあります。妊活中の方は、女性だけではなく男性も食事が大切です。
では、妊活中はどのような食べ物に気をつけるべきなのでしょうか。
この記事では、男性が妊活中に気をつけたい食べ物をご紹介します。
妊活で大切なこと
まず、妊活を始める前に理解しておきたいことがあります。
男性も妊娠について理解すること
女性は、妊娠するとホルモンバランスの変化や、つわりによって体調が日々変化します。それだけではなく、妊娠中はおなかの中の赤ちゃんの分まで栄養が必要になります。
思わぬトラブルも多く、妊娠中は避けたい食べ物などもあります。気をつけたいことが多いため、周囲のサポートが必要です。男性も妊娠についてしっかりと理解し、体調面・メンタル面含めてサポートしましょう。
妊活は夫婦・パートナーと一緒に取り組むもの
妊活は、片方だけで成り立つものではありません。卵子と精子が受精することにより妊娠が成立します。また、妊娠する確率は健康的な男女であっても20~30%と、決して高いものではありません。妊活は夫婦・パートナーと一緒に取り組む必要があります。
男性の体調も重要になるため、妊活に入る際は、女性に任せきりにしないようにしましょう。
男性ができる妊活準備
男性ができる妊活準備として、精液検査や風疹抗体検査があります。
精液検査
男性の不妊検査の1つ。精液量や精子の数、精子の運動率を調べる検査です。検査の結果によって、自然妊娠ができるのか、人工授精あるいは体外受精が必要なのかを知ることができます。スムーズに妊活を進めるために、必要な検査となります。
風疹の抗体検査
風疹とは、風疹ウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症のことです。
風疹は妊婦さんが感染すると、「先天性風疹症候群」を引き起こすといわれています。特に妊娠20週までに風疹にかかると、胎児にも影響し、難聴・白内障、先天性心疾患など耳や目、心臓に障害を持ってしまう可能性があります。風しんは、妊娠中は男女ともに気をつけたいウイルスです。
風疹の予防には、予防接種が必要です。女性は妊娠中にワクチンを打つことができないため、妊娠前の妊活中に受けることが望ましいとされています。
なお、予防接種が必要かどうかは、抗体検査で分かります。まずは、抗体検査を受けて、予防接種が必要かどうか確認しましょう。
妊活は食生活が影響する?
栄養が偏った食事は、精子の数や質などに影響する可能性があります。また肥満の場合、妊娠しにくいともいわれています。男性はもちろん、女性も栄養が偏った食事を続けてしまうことで、栄養不足による体調不良など影響が出てきてしまうことも。そのため、夫婦で栄養バランスの整った食事を意識することが大切です。
妊活中の男性が食べていけないものはある?
絶対に食べてはいけないというものはありませんが、妊活中は避けたほうが良いとされている食べ物はあります。
ジャンクフード
脂質が高いものが多く、栄養が偏りやすい食べ物です。多くのジャンクフードに含まれているトランス脂肪酸は、過剰摂取することで血流を悪くするといわれています。その影響から肥満や心臓病、動脈硬化などのリスクを高めると考えられています。
女性もトランス脂肪酸の過剰摂取により、排卵障害を起こすともいわれていて注意したい食べ物です。
お菓子
お菓子も脂質や糖質が多く食べすぎには気をつけたい食べ物です。中には、トランス脂肪酸が含むお菓子もあるため注意しなければなりません。ジャンクフードと同様に、肥満や動脈硬化などにつながる恐れがあるため、食べすぎには注意が必要です。
清涼飲料水
清涼飲料水の摂りすぎは、自然妊娠や体外受精の低下につながる恐れがあるといわれています。男性だけ、女性だけというわけではなく、男女ともに影響があるとされています。
毎日砂糖が入ったジュースを飲むという方は、気をつける必要があります。妊活を始めたら、水やお茶にしておくことが無難でしょう。
普段から食べすぎてしまうという方は、できるだけ上記のものは控えましょう。
ただ、絶対に食べてはいけないということはありません。制限しすぎてストレスになってしまうと逆効果です。「過剰摂取」にだけ、気をつけるようにしましょう。
積極的に摂取したい栄養素
精子は細胞となるため、細胞の生成や健康を維持するための栄養素が必要となります。ここでは、積極的に摂取したい栄養素をご紹介します。
亜鉛
亜鉛は、細胞内に存在していて、免疫システムが侵入してきた細菌やウイルスから体を守る役割を果たしています。それだけではなく、細胞内の遺伝物質を合成するために必要な成分でもあります。そのため、精子をつくるために欠かせない成分であるといわれています。亜鉛が不足すると精子の量や質に影響する可能性もあります。妊活には欠かせない成分です。
亜鉛は牡蠣や牛肩、豚レバーに多く含まれているとされています。
ビタミンE
ビタミンEは、抗酸化物質の1つといわれていて、精子の老化対策に役立つといわれています。活性酸素によるダメージから守るとされていて、体に必要な成分です。ナッツ類や緑黄色野菜に多く含まれています。
葉酸
葉酸は「造血ビタミン」ともいわれていて、赤血球をつくる際に欠かせない成分です。それだけではなく、DNAやRNAなどの核酸やたんぱく質の合成を促進。細胞の生成や再生を助けてくれます。葉酸は精子内のDNAを守ってくれるといわれています。
おなかの赤ちゃんの成長にも必要な成分で、妊娠初期に葉酸が不足すると先天性の異常を持つ可能性が上がることから、妊活中から積極的な摂取が呼びかけられています。
たんぱく質
たんぱく質は、骨や筋肉、血液など体をつくるにあたり必要な栄養素です。生きるために必要な栄養素ともいえます。
そして、たんぱく質はホルモンや酵素までもたんぱく質を原料につくられています。そのため、妊活でも必要とされています。
たんぱく質は、鶏肉や牛肉などの動物性たんぱく質と、大豆に含まれる植物性たんぱく質があります。どちらもバランス良く摂取することで効率良く体に吸収されるといわれています。
オメガ3脂肪酸
オメガ3脂肪酸は、必須脂肪酸のうちの1つ。マグロやイワシ、ブリなどの脂肪が多い魚や甲殻類、くるみに含まれています。
オメガ3脂肪酸は、精子の形成にプラスの働きをしてくれるといわれていて、妊活に必要な栄養素といえます。
食事で補えない場合はサプリメントで補おう
必要な栄養素は、基本的には食事から摂取するのが望ましいです。バランスの良い食事を心掛ける必要があります。ただ、中には忙しさや疲労から食事バランスが崩れてしまう方もいるかもしれません。そんなときは、サプリメントで栄養を補うのがおすすめです。
妊活サプリ「マカナ」は、妊活中の女性・男性におすすめのサプリメントです。
マカナは、国産マカを使っていて、他にも妊活で必要な葉酸や亜鉛といったビタミン・ミネラルが含まれています。オメガ3脂肪酸でもあるDHA・EPAや、アミノ酸も含まれていて、妊活中の健康をサポートしてくれます。
サプリメントは添加物が不安という方もいらっしゃるかもしれません。マカナは、香料や着色料、保存料、酸味料などの添加物は使っておらず、無添加にこだわっています。安心してお飲みいただけます。
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まとめ
今回は、男性が妊活中に気をつけたい食べ物について解説しました。
ジャンクフードやお菓子、清涼飲料水は、肥満などの生活習慣病につながる恐れがあります。また、妊活に影響する可能性もあるため、過度な摂取は避けたいところです。夫婦でバランスの良い食事を心掛けるようにしましょう。