妊活には葉酸サプリの用意が必要?妊活に向けて準備しておきたいこと

2023.02.21

妊活を始めたいけど、何から始めたらいいのか……。悩む方も多いのではないでしょうか。
夫婦で妊娠を希望しており、妊活を始めようと決めたら、まずは何を準備すべきか確認しましょう。

今回は、妊活に向けて準備しておきたいことをご紹介します。妊活中に避けたいことや葉酸サプリメントが必要な理由について解説しますので、ぜひ参考にしてください。

妊活前に確認しておきたいこと

子どもを迎える上で、健康的な体が必要です。ここでは、妊活の前に確認しておきたいことをご紹介します。

喫煙

喫煙は、生殖機能に影響を与える可能性があります。それだけではなく、喫煙により流産や早産のリスクが上がったり、低体重で生まれてきてしまったりとさまざまなリスクがあります。無事に子どもを出産した後も乳児にとってたばこの煙は有害です。自身の体はもちろん、赤ちゃんにも影響があるため、たばこを吸っている場合は禁煙しましょう。
また、受動喫煙でも悪影響に及ぶ可能性があるため、パートナーも喫煙している場合は、夫婦で一緒に禁煙することをおすすめします。

近年、紙巻きたばこから加熱式たばこに切り替える方もいますが、加熱式たばこも紙巻たばこと同様にたばこ葉を使用しているため、喫煙した際の呼気にはニコチンをはじめとする有害物質が含まれていることが分かっています。そのため加熱式たばこに変えたからといって禁煙にはつながりません。

喫煙が与える影響には以下のようなものがあります。

喫煙が与える影響
妊娠中 出産後
・早産のリスクが上がる
・低出生児
・乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症率増加
・ぜんそく、アレルギーの悪化
・かぜ、肺炎の疾患の上昇
・たばこの誤飲の危険性

子どもの健康を守るためには禁煙が第一といえます。妊活を考えたらパートナーと一緒に協力していきましょう。

飲酒

妊娠中に飲酒をすると、胎盤を通じてアルコールが赤ちゃんにまで届き、流産や早産、分娩異常など悪い影響を与える可能性があります。妊娠中だけではなく、授乳中も控える必要があります。母乳からアルコールが移行することもあるため、妊娠中だけではなく授乳中までは飲酒を控えなければなりません。
また、飲酒量が多いと妊娠するまでに時間がかかるともいわれているため、妊活中は量を減らすようにしましょう。普段から飲酒量が多くいきなりやめるのが難しい場合は、少しずつ量が減らせるよう工夫することをおすすめします。

食生活

妊娠中は、おなかの中にいる赤ちゃんの分も栄養をとることが大切です。妊活中も赤ちゃんを迎えるための準備として、体作りが必要となります。妊活中は「妊娠したあとのため」に食生活に気を付けます。妊娠率を上げる食品や食材は存在しないため、妊活を始める際は1日3食バランスの良い食事をとりましょう。
たんぱく質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素をしっかりとることが健康な体を作ります。よく噛み、あまり遅い時間に食べない、スナック菓子をとり過ぎないといったことも健康的な食生活に役立ちます。

生活リズム

健康な卵子・精子を作るには健康的な生活が必要なので、生活リズムも確認する必要があります。睡眠時間の確認や適度な運動を取り入れる、きちんと休息ができているかなどしっかりと確認し、見直しましょう。早く起きて朝食をとり、夜も早く寝て睡眠をしっかりとった生活習慣を身につけると生活リズムが整ってきます。

妊活に向けて準備しておきたいこと

妊活を始める際に、準備しておきたいことがいくつかあります。

パートナーと話し合う

まずは、パートナーといつ頃に生みたいか、何人子どもがほしいかなどプランを考えましょう。妊活は女性一人でできるものではなく、男性だけでできることでもありません。そのため、パートナーとしっかり子どもについて話し合い、妊娠に向けて準備していきましょう。

検査を行う

妊活の前に、パートナーと体のコンディションをチェックしましょう。そのためにも、ブライダルチェックや定期的な健康診断も行うことをおすすめします。
ブライダルチェックとは、結婚や妊娠を考えている方が受けられる健康診断のことです。症状がなくても妊娠や出産に関わる疾患が隠れている可能性もあります。安心して赤ちゃんを迎えられるよう、準備の1つとしてブライダルチェックをしておくことをおすすめします。
ブライダルチェックは男性も受けることができます。体のコンディションチェックは、女性だけではなく男性も行いましょう。

また、パートナーのご家族に病歴がある場合、赤ちゃんの成長に関わるケースもあるため、ご家族の病歴も確認しておくと安心です。

風しんのチェックも忘れずに!

風しんの免疫がなく、妊娠初期に風しんにかかってしまうとお腹の赤ちゃんも風しんにかかってしまう「母子感染」を起こすといわれています。風しんが母子感染した場合、赤ちゃんは難聴や心臓などに病気を持って生まれてくる可能性が高くなります。
そのため、妊娠前には風しんの抗体確認を行い、ワクチンを打つと安心です。風しんワクチンを接種したら2カ月は避妊が必要とされていますので、余裕の持ったスケジュールで計画しましょう。

そして風しんは女性だけではなく男性もかかる可能性があります。
厚生労働省では昭和37年度~昭和53年度生まれの男性を対象に風しんの抗体検査と予防接種を行っています。この年代の男性は過去に公的に予防接種が行われていないため、自分が風しんにかかり、家族や周囲の人たちに広げてしまう可能性があります。

祖父母となる家族やパートナーの方も一緒にチェックしておきましょう。

出典:厚生労働省 風しんの追加的対策について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index_00001.html

基礎体温を記録する

妊娠は排卵日が一番しやすいといわれています。この排卵日を予測するためには、基礎体温を毎日記録することが大切です。基礎体温は、身体が安静状態にあるときの体温のことを指します。基礎体温を測ることで、低温期または高温期にいるのかがわかり、排卵や生理のタイミングがわかるようになります。基礎体温を毎日記録し、排卵日や生理の日などを把握するようにしましょう。

生活の見直し

妊娠すると、ホルモンバランスの変化により体調も変化します。眠気が強くなったりつわりが起こったりして、同じ生活ができないという可能性があります。妊娠後期になるとおなかが大きくなるため、できることに限りが出てくることもあるでしょう。
そのため、妊娠の前から生活と一緒に周りの環境を整えることも大切です。仕事をしている場合は、大きな仕事は避ける、テレワークを利用する、などといった環境を整えると良いでしょう。家事についても分担を見直すことをおすすめします。
妊娠後は、パートナーが積極的に家事などを行い、支えていくことが必要不可欠です。

妊活を始める前に葉酸サプリも用意しておこう

妊活について調べていると「葉酸サプリ」というワードが出てくるのではないでしょうか。ここでは、葉酸が必要とされている理由やおすすめの葉酸サプリメントをご紹介します。

妊活中に葉酸が必要な理由

葉酸は、細胞を増やすために必要なDNAの合成に関与しています。他にもたんぱく質の合成や造血にも関わっているとして、体に必要なビタミンの1つです。
妊娠初期は胎児の細胞増殖が盛んで、神経管の形成期といわれています。その形成期には十分な葉酸が必要だといわれています。葉酸が不足してしまうと神経管閉鎖障害の発症リスクが高まることがわかっています。
神経管の形成は、妊娠に気づく前の段階で行われるとして、葉酸は妊娠をする前の妊活中から摂取することが推奨されています。

葉酸不足については下記の記事でも詳しくご紹介しています。
https://na-shop.jp/column/20220804/

サプリメントで葉酸を補う

バランスのとれた食事はもちろん、妊活中は食事の他にも栄養補助食品での葉酸摂取が推奨されています。食事からとることが基本ですが、食事だけでは必要量を補うのは難しいものです。そのため妊活を始めたら、食事だけではなく葉酸サプリメントも準備しておきましょう。

妊活中に飲むなら「マカナ」

葉酸サプリは、葉酸だけではなく鉄分やビタミンB群なども欠かせません。特にビタミンB12は葉酸の働きをサポートしてくれるため、一緒に摂取したい栄養素です。
妊活中に飲む葉酸サプリは「マカナ」がおすすめ。マカナは日本産マカを使っています。マカは、リフレッシュ効果や代謝を上げてくれる効果に期待ができます。マカの他にも葉酸や鉄分、ビタミンB群、ビタミンEから亜鉛まで妊活中に必要な栄養をちょうど良いバランスで配合しています。男性にも必要な成分が含まれているので、パートナーと一緒に摂取するのもおすすめしています。

産婦人科医も推奨!「マカナ」はこちらから
【葉酸配合】オールインワン妊活サプリ makana(マカナ)

妊娠したら「メルミー」がおすすめ

妊娠中も、赤ちゃんに栄養を送るため、造血作用のある葉酸などの栄養素が欠かせません。メルミーは、妊娠後の栄養をサポートする葉酸サプリです。妊娠がわかったらメルミーへの切り替えがおすすめ。
妊娠中は、へその緒を通して栄養を赤ちゃんに送るため、血液の量が増えます。そのため、造血作用のある葉酸や鉄分、ビタミンB群などの栄養素が欠かせません。また母乳を作るため、授乳期にも血液は必要になります。妊娠中から授乳期まで長い期間使用できるサプリです。

産婦人科医&管理栄養士W監修の葉酸サプリ「メルミー」
【産婦人科医&管理栄養士監修】メルミー葉酸サプリ

まとめ

今回は、妊活に向けて準備しておきたいことについてご紹介しました。
妊活を始める際は、喫煙や飲酒の量、生活リズムなどを見直す必要があります。また、ブライダルチェックや健康診断などを受診し、病気などがないかもチェックしておきましょう。
妊娠中は、妊娠していないときと比べてさまざまな栄養が必要になることから、バランスの良い食事と一緒に葉酸サプリの摂取が推奨されています。これから妊活を始める方は、葉酸サプリの準備もしておくことをおすすめします。

これらの準備は女性単体で行うものではありません。パートナーとなる男性側も気をつける必要があるため、一緒に準備しましょう。